デイリーポータルZは、日常のちょっとした疑問や境界線を独自の視点で追いかける読み物サイトです。ライターが実際に足を運び、撮影し、照合した記録をそのまま記事として公開するスタイルが特徴で、今回の記事もサイゼリヤの店内に描かれた西洋絵画をテーマにしています。
記事では、著者が3年ほどかけて複数のサイゼリヤ店舗で壁画を撮影し、何の絵画なのかを特定した結果を中間報告としてまとめています。確認できた絵画は16〜19種類程度で、大半が15〜16世紀のイタリア・ルネサンス期の作品、例外的に18世紀フランスの近代絵画も2点含まれると述べられています。
特に出現率が高いのがボッティチェリの『春』『ヴィーナスの誕生』とミケランジェロの『アダムの創造』で、著者はこれらを「サイゼ三羽烏」と呼んでいます。店舗によって絵画の有無や構成が異なる点も、調査結果として具体的に示されています。
美術やイタリア文化に関心がある人だけでなく、身近なチェーン店の意外なディテールに興味を持つ読者にも向いています。記事はあくまで中間報告なので、結論を急がず調査の過程を味わう読み方が適しています。日常の観察を丁寧に積み上げることで見えてくる発見を楽しめるサイトです。
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