この記事は、映画評論家・淀川長治が映画雑誌『キネマ旬報』で1949年から1997年まで毎年2月に発表していた映画ベスト10を、1948年度から年度別にまとめたデータベースである。個人ブログの記事として公開されており、長年にわたる淀川の選評を一覧できる点に価値がある。
各年度のベスト10は作品名と監督名の形式で列挙され、1948年度の「ヘンリィ5世」から始まり、1950年代の「自転車泥棒」「大いなる幻影」など名作が続く。1952年度以降は外国映画と日本映画が分けて示され、黒澤明や成瀬巳喜男ら日本映画の評価も同時に確認できる。
主な利用者は、古典的名作を年代順に鑑賞したい映画ファン、映画史や批評の変遷を調べる学生・研究者、作品選びの参考が欲しい視聴者である。監督名が併記されているため、特定監督の評価傾向を追うのにも向く。
使用時は、あくまで淀川個人の選評に基づくランキングであり、作品の絶対的評価ではない点に留意したい。年度によっては同順位や外国映画・日本映画の区分があるため、目次から年代を選んで参照すると効率的である。映画鑑賞の副読本として活用したい資料である。
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